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Made to: Rest, and Begin Again.

11 時間前
読了時間: 4分

もう一度、どうやって始めようかと、ここに座って考えていました。

この2年ほどの間に、私の生活にはいくつか大きな変化がありました。自分のことに集中するために、それまでやっていたことから少し離れていました。手続き関係など、身の回りのことをいろいろと整理していて、その間に日本国籍も取得しました。

その後は、生活の土台そのものを大きく組み直すようなこともしました。府中から西のほうに農地のある家を買い、毎週末そこへ通って、少しずつ手を入れたり、作物を育てたり、山の中で夕日を眺めたりしながら過ごしています。

そうして整えてきたことも、今ではすっかり普通の日常になりました。毎日の生活もようやく十分に落ち着いてきて、そろそろ、もう一度自分の扉を開いてもいい頃かな、と思っています。

仕事の中に農業を取り入れるようになってから、不思議なくらい「ここが自分の居場所だ」と感じるようになりました。

まだまだ上手に作物を育てられるわけではないですし、農作物を商業的に育てるために必要なことも、まだ全部を理解しているわけではありません。でも、ひとつひとつ学んでいくことが本当に楽しくて、すっかり夢中になっています。

これまで、食べるものも花も、いろいろ育ててきました。今のところ、どちらも素晴らしい成功と、素晴らしい失敗の両方を経験しています。でも、その失敗が実はものすごく大切なものになっています。失敗したからこそ、その道の途中でいろいろな師匠や助けてくれる人たちに出会うことができたからです。

今は、失敗よりも成功のほうが多くなる日が、もうすぐそこまで来ているような気がしています。

そして、今いちばん楽しみにしている小さな冒険のひとつが、私のラベンダー畑です。

今年は、植えたときにはコーヒーカップほどの大きさしかなかったラベンダーの苗を65株植えました。それが今では、なんとバスケットいっぱいほどの大きさにまで育っています。

この辺りの土は砂質で、少し高くなった場所にあるので、ラベンダーを育てるには理想的な環境だと教えてもらいました。植えたのは「ラベンダー・グロッソ」という品種で、かなりの暑さにも、比較的寒い冬にも耐えられる品種です。地元の農家さんたちからも、とてもおすすめされました。

香りはかなりカンファー(樟脳)系なので、眠りを誘うハーブティーやラベンダー風味のお菓子を作るというよりは、虫よけのサシェや、美しいリースを作るのに向いています。

来年の春には、さらに60株以上を植えて、いったいどこまでできるのか試してみるつもりです!

収穫するのも本当に楽しくて、花を乾燥させている間、家もアトリエもラベンダーの香りが一番の香りになっていることが、とても幸せです。こんなふうにラベンダーを育てられること自体、とても恵まれているなと思っています。

仕立てや編み物の仕事については、反復動作による痛みがあるため、今も本当にゆっくり、少しずつ進めています。時には痛みで何もできないほどになることもあります。

ありがたいことに、親切な方々が運動やケアの方法を教えてくださったり、リハビリにも通ったりしています。でも、いざ本格的に制作を再開すると、また痛みが出てきてしまいます。

これからどういう形で仕事を続けていくのがいいのか、今じっくり考えています。その一方で、毎日の暮らしで使えるものなど、もう少しシンプルな縫い物は続けています。

そういったものは、できるだけ早く、でも無理のない形で、皆さんにお届けできたらと思っています。


そして、これから自分の人生をどの方向へ進めていくのがいいのかをじっくり考える中で、私は昔から大好きな「ノスタルジー」についても考えるようになりました。

このプロジェクトの中に、その気持ちをどう取り入れていけるのか――そんなことも、今あれこれと思い巡らせています。

最近、素敵なヴィンテージの布やものたちが、次々と私のところにやって来ました。だから、そういうものを取り入れていくのも、面白い方向性なのかもしれないと思っています。

自分の人生のどの部分を「Made To」に織り込んでいくのがいいのか、正直なところ、まだとても迷っています。でも、そもそもこのプロジェクトを始めたのは、自分自身の人生をもっと丁寧に見つめながら、意味のある暮らしをしていくためだったはずです。

だったら、こうして考えていることをあえて声に出してみることで、私自身の助けになるかもしれない。そして、それを読んでくださる方にとっても、少なくとも何か面白いものになればいいな、と思っています。

そんなわけで、また近いうちに、何か面白いことを一緒に考えたり、お話ししたりできるようなものを持って、ここに戻ってこられたらと思います。

それまでは……。

 
 
 

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